【被覆熱電対】 | |
熱電対をより使い易くするために、熱電対素線に被覆を施した、軽量かつ柔軟性のある手軽な熱電対線の事をいいます。 2つの異なる材質の導線でつくる閉回路で、両端の接合部の温度が異なると、この回路にゼーベック効果による熱起電力が発生し、電流が流れます。 この熱起電力を発生させる目的で2種類の導線(熱電対素線)の一端を電気的に接続したものを、熱電対といいます。 熱電対素線は熱電対を作るための長尺品で用意されたもので、必要な長さに切断し、一端を電気的に接続することにより熱電対となります。 被覆熱電対線は熱電対素線にビニール、ガラス繊維、ふっ素樹脂、セラミック繊維等の絶縁材料を被覆したものです。 |
■熱電対の種類及び素線外径 | ||||||||
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※熱電対の規格はJISクラス2を標準としておりますが、JISクラス1も製作いたします。 ※熱電対種類Nについては、素線外径Φ0.32、Φ0.65のみ標準となりますので、標準素線外径以外の物については、その都度お問い合わせください。 |
■被覆熱電対の種類及び材質 | |||||||||||||||
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※保護被覆として外ステンレスシールドを施したものも製作いたします。 |
■絶縁体と外被材料 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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※ご指定のない場合は通常のガラス繊維にて製作いたしますので、耐熱無機塗料使用のものについては、特殊品のためご注文の際には、その都度耐熱無機塗料使用と必ずご指定ください。 |