• HOME > 営業品目 > 補償導線
  • information

    補償導線

    【補償導線】
     熱電対を用いて温度を測定する場合、測定される温度は熱電対の測温接点と基準接点(冷接点)の温度差を表わします。この二点間が近い場合基準接点の端子部の温度が高く、一般に不安定であり、これが温度誤差を生じる為測温接点の正しい温度を測定することができません。
     この誤差を取り除くには熱電対線をそのまま基準接点へ接続すればよいのですが、現実には測温接点と基準接点との間が長距離になる場合、熱電対の導体抵抗が大きくなり、又施工上の問題点やコストの問題点が生じます。
     そこで、熱電対と同じ熱起電力特性を有する材料を導線とした補償導線で熱電対の端子と基準接点との間に接続し、端子の温度変換によって起こる誤差を補償するものであります。従って熱電対の種類や使用条件その他によって各種の補償導線が必要となります。
     当社では一般用から低温、高温場所で使用されるものまで、一般特性についてはもちろん、精度が高く品質の優れた各種補償導線を用意しております。
    補償導線

    【構造及び仕上り外径】
    ■一般用補償導線(1対型) 補償導線
    型式 記号 導 体 仕上り外径
    約(m/m)
    公称断面積(mm2) 構成
    (本/m/m)
    外径
    (m/m)
    平型 □X-G 0.5
    1.3
    2.3
    7/0.3
    4/0.65
    7/0.65
    0.9
    1.57
    1.95
    3.1×5.0
    4.37×7.14 4.75×7.9
    平型 □X-GIS 0.5
    1.3
    2.3
    7/0.3
    4/0.65
    7/0.65
    0.9
    1.57
    1.95
    3.7×5.6
    4.97×7.74 5.35×8.5
    丸型 □X-G-CT 0.5
    1.3
    2.3
    7/0.3
    4/0.65
    7/0.65
    0.9
    1.57
    1.95
    5.5
    7.64
    8.4
    丸型 □X-G-CT-IS 0.5
    1.3
    2.3
    7/0.3
    4/0.65
    7/0.65
    0.9
    1.57
    1.95
    6.1
    8.24
    9.0
       
    ■耐熱用補償導線(1対型) 補償導線
    型式 記号 導 体 仕上り外径
    約(m/m)
    公称断面積(mm2) 構成
    (本/m/m)
    外径
    (m/m)
    平型 □X-H 0.5
    1.3
    2.3
    7/0.3
    4/0.65
    7/0.65
    0.9
    1.57
    1.95
    2.3×3.9
    3.07×5.34 3.47×6.1
    平型
    内シールド付
    □X-H-IS
    (銅シールド)
    1.3
    2.3
    4/0.65
    7/0.65
    1.57
    1.95
    3.67×5.94
    4.05×6.7
    平型
    外シールド付
    □X-H-OS
    (銅シールド)
    □X-H-SOS
    (ステンレス
    シールド)
    0.5
    1.3
    2.3
    7/0.3
    4/0.65
    7/0.65
    0.9
    1.57
    1.95
    2.9×4.5
    3.67×5.94 4.05×6.7
    *記号中の□印は組み合わせる熱電対の種類をご記入ください。
    *銅シールドは銅(スズメッキ)線を標準としております。
     

    【多対型】
     2〜20対迄、構成、構造等各種ご指定により製作いたします。
     
     
    【絶縁材質の種類】
    種類 材 質 最高使用温度
    摘 要
    一般用 ビニール 90 最も一般的は絶縁材料で電気的性質、耐水性が良く機械的性質にも優れている。
    耐熱ビニール 105 一般用ビニールよりやや耐熱、耐寒性に優れている。
    ポリエチレン 75 電気的性質がきわめて優秀で、耐オゾン性、耐コロナ性、耐候性にも優れているが、欠点としては熱に弱く又、可とう性にとぼしい。耐寒性は-50℃以下まで使用できる。
    耐熱用 ガラス 180 耐熱用の絶縁材質としては最も一般的はものだが、絶縁抵抗が低く、湿気の多い所での使用には不向きである。
    シリコンゴム 180〜220 現在使用されているゴム系材料の中で、最も高い耐熱性があり、耐オゾン性、耐コロナ性をはじめ電気的特性が非常に良く、尚、可とう性にも優れている。機械的特性に劣る欠点もあるが、ガラス、アスベストおよび金属の保護編組によって補うことができる。
    テフロン 200〜260 電気的性質、耐熱性、耐油、耐薬品性などあらゆる点で優れた性能を有し、理想的な被覆材料だが、コストが高く期間がかかり、可とう性にとぼしい。
    カプトン 400 最も耐熱性に優れた樹脂で、電気的性質にも優れているが、加工性に乏しく、現在ではテープ状に巻きつける使用方法しかなく、コストも非常に高い。